障害者と健常者の接点を探る

主夫による脳性麻痺の子供の話。ご意見ご感想頂けると大変嬉しいです。m.jigglerアットマークgmail.com

【12/5追記】【メディア出演情報】12/6(水)NHKおはよう日本

12/6(水)に放送のNHKおはよう日本にkikuoとシュウが出演することになりましたのでお知らせいたします。

---以下追記---

NHKおはよう日本ヒューマンライブラリーの放送は

12月6日(水)7時台の放送を予定しているそうです。

よろしくお願い申し上げます。

---追記おわり---

 

www.nhk.or.jp

 先日登壇していた明治大学ヒューマンライブラリー2017にNHKの取材が入っていたのですが、

kikuoの話にディレクターさんが興味を持ってくださり取材いただきました。

明治大学ヒューマンライブラリー2017でのkikuoの様子や、自宅で過ごすシュウの様子も放送されるかと思います(撮影には来ていました)。

全国放送なので、普段は弊ブログでしかやり取りできない皆さまに(間接的に)お会いできる機会です。

ご興味がありましたら是非ご覧くださいませ。

 

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それにしてもテレビの仕事って本当に大変そうだ。

知り合いにはテレビ関係の仕事をしている人はいないので、撮影クルーの皆様の働きぶりをほうほうと観察していた。

例えば、カメラの角度もテレビの向こう側が方が見やすいように撮影するし、音声のチェックも欠かせない。kikuoに話す声量を上げろという前に、その声量をキャッチできるように最大限機械で調整する(カメラさん、音声さんに確認はしていないけどそのような動きをしてた)。ディレクターさんも自宅取材の前にわざわざお会いに来てくださるし、自宅での撮影は2時間弱、HL中はずっと定点カメラが回っていたのだが、その中で実際に放送に使われるのはほんの数十秒!(膨大な編集作業を考えると、頭が痛くなる、、、)。こういった細かいところにプロフェッショナルを感じる。

 

最近テレビはオワコンなんて言う人も多いけど、少なくともマスに働きかけるメディアとしてはまだトップに君臨している。「社会的証明」としてのテレビのもたらす影響力も右に出るものはいない。そういったものを意識する、しないに関わらず多くの人が承知しているからこそ、批判も多く出てくるんじゃないかなと思う。

テレビって国民全体に監視されているようなもんだ。

今は誰もが自身の意見を表明できる時代だから、今までは井戸端で行われていた会議が、社会全体を巻き込んだ議論になったりする。そして匿名性の高さが一つの特徴でもあるネットやSNSを通して監視報告が行われるから、建設的なものではなくただのストレスの捌け口として、批判されることも多い。

 

制作側にいる皆さんはテレビの置かれている現状をよく認識していて、それでもなおテレビにしかできない何か、というものを追求しようとしているんじゃないか。kikuoが横でみて感じた番組制作にかける熱量は、それを証明するには十分なものだった。

 

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12/6(水)放送なのに12/1(金)の時点でまだディレクターさんはまだ編集作業に追われていた。華やかなイメージのあるTV業界だったが、ギリギリまで取材、編集を行う泥臭いところに共感を覚える。NHKおはよう日本って視聴率10%くらいなので、1200万人がその編集を待っているとも言える。プレッシャーが半端ないだろうなあ。。。と思いつつ、どんな風に放送されるのか半ば他人ごとのようにとても楽しみにしているミーハー男子ことkikuoである。

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プロフィール

kikuo_tamura

社会福祉士/非営利組織専門の広報戦略コンサルティング会社 JIGコンサルティング代表 https://www.jig-consulting.com/

2016年6月、重症新生児仮死にて長男が生まれたことから、医療的ケア児関連に特に興味があります。

趣味は登山、トレイルラン、キャンプ、子どもを追い回すこと。千葉県生まれ。
ご意見、ご質問など、メールをいただけると、とても嬉しいです。
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