手帳と万年筆、ひと手間の手間

毎年この時期になると来年の手帳はどうしようかとソワソワして、

足しげくハンズやロフトに通います。

様々な商品を吟味して、使い方をシュミレーションして、

そして結局同じものを買う、というのが年末の恒例行事となっていました。

元々思いついたことや、日々の出来事をメモする習慣があって、

仕事も個人プレーが多いので、手帳とメモ帳は常に持ち歩きます。

でもこれだと2冊になってしまうので、ちょっとめんどくさい。

なんかいいもんないかなーというのが毎年の課題でした。

その課題を解決すべく、今年はスケジュール管理とメモ帳が

ドッキングされたほぼ日の手帳を購入。

毎日1pのメモ欄が用意されているなんて、素敵ではないか。

今はまだ真っ新なほぼ日手帳

日々文字が埋められていくと想像するだけでとてもワクワクしてきます。

 

新しく手帳を買ったついでといってはなんですが、

前から気になっていた万年筆も購入した。

インクを吸入する所作や、ブルーブラックの文字を見ていると、

それだけで心が満ち足りてきます。

とてもせっかちな性格なのに、

インクの渇きを待つ時間のロスでさえしょーがねーなと思えてくる。

便利な物はたくさんあるのになぜでしょうか。

 

そもそもスケジュール管理もアイディアのメモも、

全てクラウドで管理できる時代です。

様々なデバイスからアクセスでき、

手帳を広げペンを出し書き込むといったような物理的な制限はほとんど受けません。

効率性、利便性でいったら、草野球vsプロ野球くらいのレベルの差です。

その便利さに惹かれ僕も一時期クラウドで管理していたこともありました。

(しかし、すぐに手帳メモ帳に戻してしまいました)。

 

過去のエントリでコーヒー理論というものを書きましたが、

人間の性質って目的論だけでは語ることは出来なくて、

目的を達成するまでの所作に

価値を感じることが往々にしてあるということなのでしょうね。

手帳やメモ帳は、クラウド管理に比べるとひと手間かかります。

でもそのひと手間に、想いを寄せるのかな。

料理と一緒ですね。

こういう人って意外に多いんじゃないかな。

 

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ここから更に一歩踏み込んで

なぜひと手間かけることに価値を感じるのか突き詰めて考えてみると、

「好きだから」という理由しか思い浮かばない。

色々と考えて考えた挙句

「好きだから」という小2男子みたいな解答しか出てこないのがなんとも可笑しく、

オレの積み上げてきた人生って一体。。。

と思わないでもないのですが、

良い風に捉えると「好き」という言葉はそれだけ強いんでしょう。

子どもの言葉にドキっとするのは、言葉を知らない分、

シンプルな言葉を使って表現するからなもかもしれないな。

 

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万年筆を使いたくて使いたくて、

このエントリも一度紙に書いた後PCに打ち込んでいます。

馬鹿だなーと思いつつも、このひと手間が面白かったりするんですよね。

ひと手間を手間と感じないように

日々生活していきたいものです。

 

最近めっきり寒くなりました。

皆様どうぞ健康にはお気を付けください。

 

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プロフィール

kikuo_tamura

社会福祉士 / ソーシャルワーカー

社会福祉法人 松の実会 評議員 / NPO法人 こども子育て・発達支援研究会 監事

H28年6月、重症新生児仮死にて長男が生まれたことから、医療的ケア児関連に特に興味があります。

趣味は登山、トレイルラン、子どもを追い回すこと。1985年千葉県生まれ。
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【m.jiggler@gmail.com】