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君の名は。

と言っても映画の話じゃありません。

 

シュウが生まれてから今までを振り返っていて、気づいたことがあった。

それは、名前を聞かれることが少ないなということ。

 

重症新生児仮死、嚥下障害、経管栄養なんてキーワードを出すと、

まず「かわいそう」や「大変だったね」と言われることが多い。

そのあとに、大体沈黙。もしくは親を労う言葉。

普通の赤ちゃんみたいに、「おめでとう!」と言われることはないし、

「名前は?」という当たり前のようにある会話までたどり着くことは少なかった。

 

そもそも僕も同じような態度をしていて、

当時の出産報告メールを見返すと、

出産時のトラブルは書いてあるが名前の報告が抜けていた。

(どんだけ余裕ないんだ。。。

 

理由は様々だろうが、1つにラベルの多さというのが考えられる。

 

パパとママは様々な願いを込めて、子どもに名前を託す。

そこに生じる想いはとても純粋だ。

障害云々の話は、きっとこの後のことだろう。

だけど、その後に付けられるラベルの多さと来たら!

重症新生児仮死、医療的ケア、痰の吸引、硬膜外血腫経鼻経管栄養虚血性低酸素性脳症つらつらつらつらと挙げればキリがない。

かつ語感から良いイメージが1ミリも湧かない。

名前というラベルが埋もれてしまうのも無理ないね。

 

そういった埋もれてしまった名前をそっと拾い上げて、

みんなに伝えていくのは、とても素敵なことかもしれない。

 

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プロフィール

kikuo_tamura

社会福祉士 / ソーシャルワーカー

社会福祉法人 松の実会 評議員 / NPO法人 こども子育て・発達支援研究会 監事

H28年6月、重症新生児仮死にて長男が生まれたことから、医療的ケア児関連に特に興味があります。

趣味は登山、トレイルラン、子どもを追い回すこと。1985年千葉県生まれ。
ご意見、ご連絡はお気軽に下さい。とても励みになります。
【m.jiggler@gmail.com】