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息子を連れて帰りたい

医療的ケアが必要な子の生活 障害児の父の視点

PICUから一般病棟に移って5日目、そのケアの差に戸惑っています。

 

PICUは当然看護師さんの配置が手厚く、何かあると直ぐに飛んでくる。というか飛ぶまでもなく、3回ほど足を動かせばベッドに辿り着く距離にいるので、何もなくても様子を覗きにくる。

だからこそ安心してケアをお願いすることができました。

 

一方、一般病棟はというと、基本的に来るのは定時のチェック時とバイタルのアラームが鳴った時だけ。頻度はおおよそ2〜3時間に1回。

息子は嚥下障害があるため、鼻水唾液が溜まると呼吸がゼーゼー言い出して吸痰が必要になります。PICUでは30分〜1時間に1回は吸痰されていました。それでもなお肺炎になっていたので、これで良いのかなと心配してしまいます。

仮に肺炎のリスクが下がったため今の頻度で安心との判断であったとしても、ゼーゼーいいながら呼吸するのって結構不快ですよね。痰が切れないのだから尚更で、SpO2は下がらないのだからいいという問題でもないと思うのですが。

手技や器具の使い方をマスターすれば、ケアに関していえば在宅の方が質が高いものを提供できるんじゃないかと思ってしまいます。

 

これは子を持つ親だからこその偏った見方でしょうか。または、法令で定められた今の職員配置ではこれが限界なのかな。一方で、現場マネジメントやスキルの問題もあるのかなとも思ったり。いずれにせよ不安感が芽生えていることに気付いてしまったため、覚えることは覚えて、1日でも早く家に連れて行って帰りたいなと、強く思いました。

 

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プロフィール

kikuo_tamura

社会福祉士 / ソーシャルワーカー

社会福祉法人 松の実会 評議員 / NPO法人 こども子育て・発達支援研究会 監事

H28年6月、重症新生児仮死にて長男が生まれたことから、医療的ケア児関連に特に興味があります。

趣味は登山、トレイルラン、子どもを追い回すこと。1985年千葉県生まれ。
ご意見、ご連絡はお気軽に下さい。とても励みになります。
【m.jiggler@gmail.com】