読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

福祉×マーケティングで障害者差別を解消しよう!

平成28年4月より障害者差別解消法が施行され、啓発イベントをよく見かけます。それらイベントに有効性があるのか疑問が残ると過去のエントリで指摘しましたが、では効果を上げるにはどのようにすれば良いのでしょうか。たどり着いた答え、それはマーケティング理論を応用するというものです。以下、その考え方を書き記していきます。皆様の参考になれば幸いです。

 

-----------

 

あなたが30代の男性だったとします。

目の前に『全国民を対象に書かれた雑誌』と『30代の男性を対象に書かれた雑誌』があった場合、どちらに手が伸びますか。

ほとんどの方の答えは『30代の男性を対象に書かれた雑誌』ではないでしょうか。

 

そうした視点で書店へ行くと、対象を絞った雑誌しかないことに気づきます。10

代を専門にした雑誌、20代を専門にした雑誌、また、そこからさらに細分化されています。もちろんそう言った括りは年齢だけではなくて、趣味、ライフスタイル、体型など多種多様です。この現象は雑誌に限ったことではありません。世に出ている全ての商品(と言っても過言ではない)は具体的なターゲットを設定し、販売されています。なぜそうするのか。答えは簡単です。ターゲットを絞らないと売れないから。全年齢を対象にした雑誌を誰も買おうとは思わないからです。

 

-----------

 

障害者差別の解消を目的としたイベントに限ったことではないのですが、行政が絡むイベンントの多くは全国民を対象にした雑誌みたいなものじゃないでしょうか。普遍的に満遍なく、教科書のような読後感。落書きできる偉人の顔写真があればまだ楽しめますがそれすらない。だから何も響かないんじゃないかなと僕は思うわけです。かなり厳しい言い方をすると、全国民を対象にしているということは、全国民に対して障害者理解をしなくてもいいですよ公がと言っているようなものです。

 

では何をどう考えればマーケティング理論を応用できるのでしょうか。

 

それは、

『障害者理解を促進するための手法、コンテンツ』→商品

『健常者』→お客様                

と捉えることです。

 

そのうえで、①自分たちの資産、強み弱みを分析し商品を生み出し、並行して②ターゲットを設定した後、商品をお客様へ届けるために行動を最適化していきます。これがマーケティング理論です。こう考えると、単なる広告や販促活動とはちょっと違うのだと理解できるのではないでしょうか。

 

この定義のもと、今後このブログで具体的な案を考えていければと思っています。

 

---------------

関連エントリ

 

kikuo-tamura.hatenablog.com

 

 

kikuo-tamura.hatenablog.com

 

---------------

参考資料

 

社会が変わるマーケティング ― 民間企業の知恵を公共サービスに活かす

社会が変わるマーケティング ― 民間企業の知恵を公共サービスに活かす

 

 

 

図解 実戦マーケティング戦略

図解 実戦マーケティング戦略

 

 

 

----------------------------------------------------------------------------------------

プロフィール

kikuo_tamura

社会福祉士 / ソーシャルワーカー

社会福祉法人 松の実会 評議員 / NPO法人 こども子育て・発達支援研究会 監事

H28年6月、重症新生児仮死にて長男が生まれたことから、医療的ケア児関連に特に興味があります。

趣味は登山、トレイルラン、子どもを追い回すこと。1985年千葉県生まれ。
ご意見、ご連絡はお気軽に下さい。とても励みになります。
【m.jiggler@gmail.com】