vs.動物園
昨日11/12(日)は近所にある動植物園に行ってきた。この動植物園は上野、旭川ある大御所と比較すると規模は猫の額ほどだが、小学校一年生くらいの子どもにはちょうどいい広さだ。基本的に地元のキッズしか来園していないので、日曜日だろうがゴールデンフィークだろうがお盆だろうが、とにかくいつ行っても空いている。並ばずに普段目にすることのできない動物の生態を見ることができ、小動物たちにも触れ合うことができる。走り回っても目の入る範囲に親の姿を確認することが出来るから、子どもたちは安心してチョロチョロできるようだ。スタンプカード片手に、1年生になる長女と5歳になる次女は探検に出かけていた。
「いつかお天道様に当たりてぇもんだなぁ」
「ホンマやなぁ」
いつも思うのだけれど、超有名どころの生き物観察所、例えば先述した上野動物園や旭川動物園、水族館でいえば鴨シーや八景島シーパラは、規模も内容も高度すぎて、kikuo家のようなまだ手のかかる子どもを育てるファミリー層には、その恩恵を充分に受けられていない気がしてならない。規模が大きい→人が集まる→ゆっくり見れない→そんなことは御構い無しに子どもはしゃぐ→親ストレス溜まる→怒る→お互い嫌な気分になり帰路につく。という負のスパイラルに陥ることは目に見えている。お土産は怒られた記憶と、大して可愛くもないのにせっかくだからと買ってしまった使いどころ不明なキーホルダーだけだ。
家族のお出かけの目的が『大人も子どもも楽しみたい!』ならば、『日常とはちょっと離れた体験ができる場所』くらいで充分なのではないだろうか。
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シュウもなかなか楽しんでいた。
匂いのきつい場所には、あからさまに顔を背ける姿が面白かった。
※ヤギが臭い訳ではない。
子どもSLにて。Winkしてる風に。
ほっぺたが溢れ落ちそう。
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友人に胎盤剥離により同じように仮死で産まれた娘を持つママがいる。そのママが、こういう子のために作られたものって全然可愛くないよねぇ、ということで色々と自作している。電動吸引機入れるバックとか。その方にシュウ特製のバギーマークを作ってもらった。動物園はそのマークのデビュー戦でもあった。
ユーザー兼作り手だから機能性もよく、どこでもつけられるように安全ピンとループボタンが装備されている。
ピクトグラムの第一義に誰が見ても理解されるもの、という点が挙げられるが、それだけを追求すると、どうしても無機質なデザインとなってしまう。公共機関ではそれで良いのだろうが、お家で生活してる人はどうしても馴染まない。だからロゼット風にするって良いアイデアだと思う。これだけでちょっと外出するが楽しくなりますよね。